【ご報告】秋のお彼岸法要厳修

投稿日:2017年10月1日 更新日:

【ご報告】秋のお彼岸法要厳修
9月の秋のお彼岸にはたくさんの方がお墓参りにといらっしゃいました。
毎回恒例ともなりました、お中日のご法要にも、参列される方が多数いらっしゃいました。
午後2時スタートに変更し、みなさんご参加しやすくなったと伺いました。これで陽岳寺の年中行事はすべて午後2時から始まる、と同じになりました。
住職により、秋彼岸の法要の内容は三途の川でした。三途の川というと、賽の河原について有名です。しかし陽岳寺としては、すこし見方を変えてみたいと思います。

考えてみれば、この賽の河原の物語は、大人が創作したものですが、見方を変えれば、大人となって成長しても、大人の中の幼子の心を考えさせられるものとなり、問いかけを持つことを説いているように思えるのです。

ひとはみな誰かの子どもです。だからこそ、私には子どもの心が分かっているものだ、と思ってしまいそうです。しかし、子どもの頃を過ごし、大人になった私たちは、幼子ではありません。
2歳1か月の我が子は、積み木をひたすらに積み上げます。積み上げるときに子どもは何かを考えているでしょうか。ただ積み上げるだけです。崩れてもまた積み上げるのみ。
「賽の河原で、子供が、石を積んで供養塔を建てている。」
賽の河原のお話は、土着の民間信仰です。幼子がどんな意図を持って石を積んでいるのかどうか…この説話をわざわざ取り上げる必要のないことかもしれません。ただ、もしも本当に石を積んでいるのならば、むしろこの幼子と一緒に遊ぶ親の代わりが必要です。その存在に「お地蔵さま」をご両親の化身としたい。そのような内容を含んでの法要を厳修、厳かに行い修めました。
故人のために何かをしてあげたい。その心が形となったもののひとつが儀式や、○○家の墓石を建てるということなのでしょう。墓石は石製ですが、何かにつけて墓石を建てることは難しいです。そのために、木製のお塔婆という供養塔を、陽岳寺ではお墓の裏側に建てるようご案内をしております。誰が誰にお建てになるかが大切なことです。

来年の春彼岸法要も、皆さんと想いを共有する時間と場所にしたく存じます。
お参りいただきました皆様、ご関心を寄せていただいた皆様、ありがとうございました。

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